大腸がんの手術が成功し、ステージ1と言われ安心しました。

  • 退院後、便通の間隔が4~5日に1回とイヤな感じになってきたある日。

第1幕

4日間便通が無く、「そろそろ出そうかな?」という感じでトイレに入りました。
時刻は午後6時ごろです。

  • なんとなく出そうで出なくて、アセってきました。
  • 便器の横のタナに浣腸が入っていたんです。
  • 箱には、「今すぐ出したい便秘に」と書いてあります。
  • 過去1年に1回使って成功しています。
  • 「今のオレには、これしかないよな?」と自分に言い聞かせ、使用させていただきました。
  • 「注入後、便意が強くなるまでガマンしろ。すぐ出すと薬液しかでないぞ」というのは常識ですよね?
  • 案の定、ガマンできなくなりましたが、なぜが薬液らしきものが出て「本体」が出ない状態になっちゃったんです。
  • 浣腸に触発された軟便軍と、直腸に陣取った硬便軍との戦いになっている感じです。
  • 戦いをやめさせるための「腸のぜんどう運動」も確認できません。
  • ちなみに、浣腸を見てみたら、消費期限が切れていました。
  • 不安要素が私を苦しめます。

第2幕

トイレの外では、妻と長女と孫が楽しそうに団欒を繰り広げています。
時刻は午後7時ごろです。

  • 妻「お父さん!まだ?」(妻は私をお父さんと呼びます)
  • 長女「お父さん!帰るね。」
  • 孫「ジージ!バイバイ。」(ジージとはジジイの別称です)
  • 私、トイレの中から「ウーッ!バイバイ!」
  • 長女と孫、帰る。
  • 妻「お父さん!どうしたの?出ないの?」
  • 私は思いました。「平和って、うらやましい!」

 

第3幕

私のカラダの中で戦いが続いています。

  • 軟便軍と硬便軍の戦況は一進一退。
  • どちらが有利とは言えません。
  • 但し、戦いが激しくなる時もあれば、静寂が訪れることもあります。
  • 私は、今後の方針を決めました。
  • 「戦闘が激しい時は、トイレの中で祈る。その時動けばカラダが暴発するから。」
  • 「静寂が訪れた時に、打って出る。そして救急車に来ていただく。その先には明るい未来が待っているはずだ。」

 

第4幕

「トイレの外の妻」と「トイレの中の私」との対話。

  • 私「便が出ない。救急車を呼ぶ。」
  • 妻「止めて!便秘なんかで救急車を呼べないよ。今日の救急病院を探すから、車で行って!」
  • 私「車で運転なんて!そんなことしたら車内で暴発して収拾がつかんようになるぞ」
  • 妻「車で病院まで行けないの?」
  • 私「できたら苦労しないよ!」
  • 妻「お父さん、電話してよ。」
  • 私「お母さんは救急車を難しく考えすぎる。世間体を気にし過ぎる。」
  • 私「もっと、気楽に利用しなくちゃ!」
  • 妻「そりゃあ、そうだけど。病状がよく説明できないよ!」
  • 私「わかった。オレが呼ぶ」

第5幕

夫婦の合意が成立し、私のカラダに静寂が訪れました。

無事、119番に連絡しました。
幸運にも、大腸がんを手術した病院に駆け込むことができたのです。

時刻は午後9時頃でした。

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ABOUTこの記事をかいた人

名古屋市西区に生まれる 名古屋市立大学経済学部卒業 愛知県外の地方都市在住 都市銀行勤務 医療機器メーカー勤務で定年 今は警備員やってます