午後9時、いわゆる「糞詰まり」のため病院に担ぎ込まれました。
そこは4年前に大腸がんの手術をした病院です。
早速、点滴を打ってもらいながら簡単な検査をしていただきました。
救急車に同乗していた妻も安心して自宅に帰りました。
夜中に、便通があり一安心です。
翌朝、看護師さんに病名を尋ねたところ
「とりあえず、腸炎となっているが正確な病名は主治医から連絡がある」
とのことでした。
「腸炎?
腸に炎症があるから腸炎か?
まさに、その通りだけど
安易なネーミングだな」
と、余裕ぶっこいて、そう思いました。
次の日、主治医が巡回に来ました。
主治医は、私の大腸がんの執刀医です。
「実際の病名は
腸閉塞ですっ!」
前回の退院時に、先生から
そうなる可能性はあると言われていました。
いざ、腸閉塞といわれると、不安になりました。
腸が詰まって、最悪死に至る怖ろしい病気という先入観があったからです。
私の青ざめた顔に気づいたのか先生はこう言いました。
「安心してください。
腸閉塞と言ってもピンからキリまでありますよ。
あなたの場合は、軽い症状なので
1~2週間で退院できます。」
ホッとすると同時に、思いました。
「入院するまでの辛い思いは二度としたくない。
健康になってやる!」
大腸がんで入院した時より、はるかに苦しい思いを経験しました
その日以降、私にとって、
健康とは
便通がスムーズな状態であること
を意味するようになりました。
そして健康が大好きになりました。
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