昨日の朝の散歩で異常事態に遭遇しました。
- 最近は、朝4時半に起きて黒柴の次郎と散歩に出かけます。
- 昨日、家の近くの歩道を歩いていたら道端に人が仰向けになっているではありませんか!
- これはヤバいと思って周りを見ても誰もいません。
- とっさに心肺停止じゃないかと思ってしまいました。
- 左肩を叩いて「大丈夫ですか!!大丈夫ですか!!」
- その人は、左右を見回して、足元にあったカバンを持ち、何もなかったように去っていきました。
- 単なる、酔っ払いだったんでしょうか?
- この話は一件落着です。
心肺停止と死亡
- よく新聞記事やニュースなどで、次のような表現に出くわしませんか?
- 「Aさんが、心肺停止の状態で見つかり、病院に搬送され、その後死亡が確認された。」
- 心肺停止は、文字通り心臓と肺の動きが停止していることで、これは素人でも確認できます。
- ところが死亡は医師によってしか判断できません。
警備員と心肺停止
- 警備員は、普通の人に比べ、心肺停止状態の人に出会う確率が高いです。
- 例えば、デパートなどで突然人が倒れ、心肺停止になっていることは往々にしてありうることです。
- そういう状態になっても対応できるための準備をしておくことは、警備員として必要です。
もし上記の倒れている人が心肺停止の可能性がある場合、以下のように心肺蘇生法を進めます。
- 肩を叩きながら耳元で呼びかけ反応があるかないかの確認。
- 反応がなければ目を開ける。
- それでも反応がなければ「反応なし!」と叫ぶ。
- 心肺停止と判断します。
- 周りの人に助けを求める。誰もいなければ119番に通報。
昨日は誰もいなかったので、近所のコンビニに掛けこむしかなかったですね。
その時、スマホを家に置いてきたのは失敗でした。 - 救急車が来るまで、胸骨圧迫(心臓マッサージ)を行う。
これが結構疲れますよ。
可能であれば、これと人工呼吸を組み合わせる。
私の場合、人工呼吸は自信がないので、胸骨圧迫を繰り返すつもりです。
とにかく胸骨圧迫がメインで、人工呼吸は無理してやる必要はないと習いました。 - AED(自動体外除細動器)が入手可能であれば、使う。
言うは易く行うは難しです。
- 最初に道端で人が倒れているのを見たとき、初めてなので不安でした。
- 習ったように、胸骨圧迫をはじめ、一連の動作をスムーズにできるか?という不安です。
- いつでもできるという自信を持つため常に心の準備は怠りないようにしたいものです。
このような一連の流れは講習によって習得できます。
近くの消防署で定期的に講習を行っていますよ。
- 最初は、基本コースの「普通救命講習」です。
- 対象は中学生以上で3時間行われます。
- 心肺蘇生法、AEDの取り扱い方法を学びます。
- 講習を終えると「普通救命講習終了証」が授与されます。
- 私は、平成29年2月24日に取得しました。
- 警備員はいざという時のために当然講習を受けるべきです。
- そうでない人も、愛する人や周りの人が心肺停止になった時のためにぜひ講習を受けられることをお勧めします。

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