今日、警備員として出勤した施設の自火報が発報しました。
- 自火報とは、自動火災報知設備の略です。
- 大きな施設には、熱や煙の感知器があります。
- 感知器が自動的に熱や煙を感知して、音響設備などのアラームを発生させ、建物内の人に危険を知らせる装置です。
- 発報とは、簡単に言えばアラームが鳴ることです。
- 建物が古くなり、感知器もそれに応じて古くなると、よく誤作動を起こし、無用な混乱を起こすことがよくあるんですね。
- 優秀な警備員は、最初の警報が鳴った時、素早く鳴動した感知器の場所を特定し、現場に赴きます。
- そこで、本当の火災が発生しているのか、感知器の誤作動か、誰かがイタズラで火災報知器のボタンを押したのか、素早く把握して対応します。
- 感知器の誤作動だったと仮定します。
- それによって、アラームが大きくなって、最終的に「火事です!火事です!」といった放送が流れないように自火報を操作します。
今日のケースは、まさに熱感知器の誤作動が原因で自火報が発報したものです。
- 担当した警備員が不慣れなため、アラームが大きな音で鳴ってしまいました。
- 宿泊しているお客様がいたため大騒ぎになってしまいました。
- 出勤してきた私は、警備員の責任者だったので、大目玉を喰らいました。
- 日頃の訓練が不十分だったと大いに反省しております。
就職先がないから、しょうがないから警備員にでもなるかといった時代では無いのです。
- ただ巡回して、鍵をかけて終わりというような簡単な仕事ではありません。
- 奥が深い仕事です。
- 「なにもなくてあたりまえ。日常の巡回、出入管理、鍵の開け閉めなどはできて当然。」の仕事です。
- 異常時にスムーズに対応できるかどうかで真価が問われる厳しい業務です。
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