なぜ、銀行はカードローンに積極的なのか?
超低金利時代の銀行概況
- 企業は、景気回復の実感がないところが多いです
- 従って、設備投資意欲がありません
- 過去の不況時に痛い目にあっているので、内部留保を蓄えているため運転資金の借り入れ需要もありません
- 銀行にとって旨味のある企業融資ができない状況にあります
- 銀行にも店舗数を削減したりリストラすることが現実味を帯びつつあります
- 従って、高金利で貸し出しができる個人向け貸し出しを増やそうとしている訳ですね
なぜ、個人向け貸し出しの中でカードローンに注力しているのか
- 手軽に借りてもらいやすいから
借り手である個人にとっても、同じ借りるなら名前も聞いたことのない金融会社より銀行の方が安心ですよね
担保や保証人不要だから(もっとも、銀行が指定する保証会社の保証が必要な場合もありますが、わざわざ保証人を連れてくる必要はありません)
資金使途は自由なので、借りたい人には好都合
消費者金融から借りようとすれば総量規制の対象となり年収に基づく制限があります
銀行の貸し出しは総量規制の対象外なんです - 高金利で貸し出し可能だから
15%~20%で貸し出しするわけですから美味しいです - 保証会社(通常は系列の消費者金融子会社)の保証付きによって回収の懸念がないから
少なくとも、銀行単体で考えれば返済で悩むことも、回収の手間もないです
ところで、あなたは何かのためにカードローンの枠を確保する気がありますか?
それは、絶対おススメしません
- 人間弱いものです
- 借入枠があれば、ほとんどの人が使ってしまいます
- そして多重債務者に転落する可能性が高いです
- どうしても資金が必要になったら、その都度考えればいいだけです
- 元都市銀行副支店長が自分の経験をもとに言うのですから間違いありません
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- https://headlines.yahoo.co.jp/
hl?a=20171109-00010001- manetatsun-life #Yahooニュースアプリ - 引用:マネーの達人
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