12月14日のYahooニュースで「口座開設断られる?銀行の事情」という記事がありました
- もう一度見ようと思ったんですが1週間以上前の記事は閲覧不能なんですね
- 記事の内容は以下のようなものだったと思います
- 「現在の超低金利時代(=実質ゼロ金利時代)では銀行にとって預金のありがたみが少ない」
- 「かつ、企業や個人の資金需要が低迷しており無理して預金を獲得する意味がない」
- 「従って、口座開設にも積極的ではない」
この記事を読んで愕然とした記憶があります
- 銀行にとって、預金を増やすことは一番重要な業務だと思っていたからなんです
- 銀行の基本的な業務は、「預金を集めてそれを原資として、お金を貸し出す」だからです
- 預金を集めるためには、どんどん口座開設しなければならないハズですよね?
- この記事が意味するのは、「銀行にとって必ずしも預金量の拡大は必要ではない」ということなんでしょうか?
- 記事には確か、「将来は預金するのに手数料を取られる時代が来るかもしれない」とも言っていました
- 今でも、コンビニにあるATMで入金する場合(例えばセブンイレブンのATMでセブン銀行以外の銀行口座に入金する場合)手数料がかかります
- それが、同じ銀行に入金しても手数料がかかる時代がやって来るという訳です
私が銀行に入行したころにはあり得ない話です
- 当時は、営業係(外回りの人です)は、都市銀行でも当たり前のように集金していましたからね
- 毎週何曜日の何時には、某スーパーに2~3人で集金に行くとか・・・
- 銀行が、「給料振込や年金振込指定はウチの口座へ!」というのは当たり前で「クレジットカードの決済銀行をウチでやって!」とか「公共料金の自動振替は是非ウチで!」などと決済機能も使ってほしいというのはそのために事前に入金して預金残高を増やして欲しいからなんです
- つまり、銀行は「いかに費用と労力をかけずに預金量を増やすか」を常に考えていたのです
- 言い換えれば「預金さえ増やせば、融資の需要はいくらでもある」時代だったのです
将来、銀行が預金を増やすことに熱心ではない時代が来ないとは断言できません
- メガバンクの人員削減のニュースも入ってきています
- 銀行が構造不況業種になっている?
- 預金の入金に手数料を取られるのも、銀行に言わせれば「背に腹は代えられない」のでしょうね
- しかし!
- いつか、この異常な低金利と企業の資金需要が低迷する時代は終わると信じたいです
- 少なくとも預金増加に熱心でない銀行はいつか淘汰されるでしょう
- もし、すべての銀行がそうなるのであれば、日本経済が終わりを告げる時だと思います
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