巡回業務とは?
- 対象となる施設内(場合によっては施設の外側)を文字通り巡回する警備業務です
- 巡回によって移動しつつ、不審者・不審物・事故・火災・トラブルなどを五感を働かせ察知、対応することが目的です
- いわば、攻めの警備ですね
- 制服を着た警備員が巡回していることによって「見せる警備」を行う訳です
- 常駐警備は基本的に同じ場所に留まって行う警備なので、巡回警備とは反対の概念です
- 巡回警備と常駐警備とを組み合わせる方法もあります
- 巡回業務と言っても色々種類があります
- 警備会社や施設によって呼び方は様々ですが、代表的なものを列挙します
定線巡回と乱線巡回
- 定線巡回:定められたコースを定められた順番で巡回します
- 乱線巡回:定線巡回ではなく、必要と思われたコースをランダムに巡回する方法です
- 通常は、定線巡回が行われます
- ただし、非常に狙われやすい施設(たとえばデパート)で「警備員は毎日午前11時ごろここを通る」などと察知されやすいところでは、乱線巡回を採用するケースもあり得ます
- 私の勤務している施設では、定線巡回をベースにしていますが、利用者の都合で乱線巡回を混ぜることもあります
定期巡回と不定期巡回
- 定期巡回:一定時刻に定期的に巡回します
- 不定期巡回:時刻を定めず巡回する方法です
- 私の勤務している施設では基本的に定期巡回を行っています
- 不定期巡回をして決められたスケジュールを混乱させることのデメリットが大きいからです
- これも上記と同じで、利用者の都合で巡回時刻の変更を余儀なくされるケースもたまにあります
巡回業務の心構え
- 巡回を繰り返すことによって、対象施設の特徴、構造、雰囲気をつかむこと
- 即ち、正常な施設の状態を把握すること
- いわゆる「五感を働かせて」巡回すること
- そうすれば「あれ?ここに、こんなものあったっけ?」などと異常に素早く気付くことができます
- 「巡回は運動だ!体に良いことをしつつ給料が貰え、社会の役に立つ!警備業って何とすばらしい職業なんだ!」と感謝しつつ廻ること
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