施設警備の業務を「鍵」という観点から見てみます
警備員は施設管理者から絶大な信用を得ているからこそ鍵の管理を任されていることを理解しましょう
解錠と施錠
- 警備対象施設は通常、朝に解錠してオープンし、夕方~夜に施錠します
- 解錠とは鍵を開けることで、施錠とは鍵を閉めることです
- こう言った業務は警備員によって行われるのが普通です
- この行為は、巡回の一部として行われます
- 普通はカードキーやシリンダーキー(普段使われている、差し込むタイプの鍵です)によって行われます
鍵の管理
警備員対警備員
- 鍵は通常警備室と呼ばれる警備員が常駐する部屋内にあります
- 巡回等で鍵を持ち出すときは、相方がいる時は「鍵を出します」などと声をかけて所在を明確にします
- いざ、鍵を紛失した場合は、最終的に鍵を持ち出したのが誰かをはっきりさせるためです
- 警備員が業務で使用する鍵は「マスターカードキー」もしくは「マスターキー」である場合が多いです
- すなわち、どこのドアも開けられる万能の鍵です
- 警備員が交代などで業務を引き継ぐ時は、最低限マスターキーとマスターカードキーがあることを確認しあいます
- これらを紛失したら、大変なことになります
- 悪意の第3者に渡ったら、施設内のあらゆる部屋に侵入できる訳ですからね
- その場合、すべての鍵穴を変更する必要が生じることになります
警備員対利用者
- この場合は、鍵の貸出簿(授受簿)によって、鍵の所在を明確にします
- その前に、「鍵を貸し出して欲しい」と申し出た人が適格者かどうかチェックする必要があります
- 対象施設によって「鍵を貸し出してよい人」は決められているはずですから、それを厳格に守ることが重要です
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