ウナギとのつきあい
就職するまでウナギは食べられませんでした
厳密には小学生の時、一度だけ食べたことがあるんです
- 母がウナギのかば焼きを夕食に買ってきました
家でうな丼にして食べました - 私は、ウナギそのものがグロテスクでイヤでした
大嫌いなヘビを連想してしまうんです
イヤイヤ食べたんですが、その後ジンマシンが出てきました
ジンマシンは精神的苦痛を味わっても出てくるものなんですね - それ以来、ウナギはNG!
就職してからウナギが大好きになりました
- 銀行の銀座支店に勤務していた時、上司に近くのうなぎ屋に連れていかれました
ヘビを連想することなく、銀座のウナギを食べました
小学生に食べた時と感触が違うんです
ほくほくして柔らかくとてもおいしかったです - ウナギのかば焼きには関西風と関東風があることを知りました
名古屋で食べたのは関西風
どちらかというと、やや硬めの皮と、脂がのっている感じがしました
母は「関西風しか食べたにゃあ」というくらいのファンでした
銀座で食べたのが関東風
私に言わせると、上品な味で、こちらの方が好きです
今までのは、すべて国産ウナギの話です
中国産のウナギなど、日本には登場していなかった時代です
ところがどうでしょう
家の近くのスーパーでは、一時期ほとんどすべてのウナギが中国産でした
去年の夏、中国産と国産(そこでは鹿児島産でした)が半分半分でした
国産の方が高かったのですが、無理してそっちを買いました
それで、正解だと思わせる記事が登場しました
- 中国人も「これは工業用だ」と絶句。戦慄の「ホルマリンウナギ」
- 週刊文春記者が見た! 危険すぎる中国産食品#4
- 引用:文春オンライン
記事を要約すると以下のようになります
「ホルマリン使用疑惑ウナギ」養殖現場への潜入ルポです
公然と使用されていた「猛毒」マラカイトグリーン
- 2005年、合成抗菌剤マラカイトグリーンが中国産ウナギから検出された
マラカイトグリーンとは、発がん性が指摘されている「猛毒」 - 中国産ウナギへの不信感は瞬く間に日本全土へと広まり、輸入時の検査も厳格化された
その後も違反は後を絶たない - 中国の養鰻(ウナギの養殖)業の中心地、広東省へ向かった
養殖用の薬剤を売っている店にいくと「そんなにマラカイトグリーンが欲しいなら金魚屋に行ってみれば」と言われ、金魚屋へ向かった
棚に並んだマラカイトグリーンを手に取り、「ウナギに使っていいか」と尋ねてみた。
「ダメだ……。でもどうしても使うなら少なく入れれば大丈夫だ。2~3週間たてば食べられるようになる。でもキツい薬だからな。気を付けろよ」との返事
養鰻池で発見した「ホルムアルデヒド溶液」
- 次に佛山市の高明区にある日本向け養鰻会に向かった
- そこに「甲醛溶液」と書かれた直径30センチ、高さ40センチほどの円筒状の青い容器が20個ほど置かれていた
それはホルマリンであった
かつては日本でも養殖に使用されていたが、マラカイトグリーン同様に発がん性が指摘されており、現在は禁止されているはず - 責任者にホルマリンの件を聞いてみたが、「大丈夫だ」と「帰ってくれ」を繰り返し、調べようもなかった
「これは工業用だ。養殖には絶対使っちゃいけないよ……」
- 次の目的地は台山市の養鰻業者
- 社長に、昨日見たホルマリンのことを尋ね、写真を見せると、次のように答えた
「これは工業用だ。養殖には絶対使っちゃいけないよ……」
「まだこんなものを使っているのは小規模のところだろう。こういうところは買ってお金を渡したら逃げてしまうぞ。だから我々のような大きいところと取引した方がいい」
以上です
結局、「中国産ウナギは安全か?」という問いに対して
- 分からないと答えるしかないです
- 安全かも知れないし
- マラカイトグリーンが入っているかも知れないし
- ホルマリンに漬け込まれたウナギかも知れません
- 私見としては次のようになります
- 中国産ウナギからは遠ざかったほうがいいでしょう!!
コメントを残す