かって、コーヒーは健康に良くないと言われていた時期がありました
例えば
- カフェインが体に良くない
- 胃が荒れて悪くなる
確かに、妻は「コーヒーを飲むと胃が荒れる」と言って飲みません
ところが最近、コーヒーは健康に良い効果があると言われています
もちろん1日2~3杯の適量を守るという条件付きですが6つの効果を列挙してみました
- 若返り効果
活性酸素が増えすぎると細胞をさび付かせます
即ち、シミや皺やタルミなどの原因になります
体内の活性酸素をやっつけて、その増殖を抑えることを抗酸化作用と言います
コーヒーに含まれるポリフェノールの一種であるクロロゲン酸には抗酸化作用があります
まさにお肌の若返り効果ですね - 生活習慣病の予防効果
コーヒーに含まれるクロロゲン酸には血糖値を下げる効果があるので糖尿病の予防効果があると言えます
生活習慣が原因と言われる2型糖尿病の予防に効果がある訳です - ダイエット効果
コーヒーのカフェインには体内の脂肪が燃焼するのを助ける効果があります
コーヒーに含まれるクロロゲン酸にも同様の効果があります
ダブルでダイエット効果があるということです - リラックス効果
コーヒーが胃を荒らすので苦手な妻もあの香りは大好きなんです
コーヒーに含まれているクロロゲン酸が加熱されると分解されてカフェ酸ができます
コーヒー独特の香りはこのカフェ酸によって醸し出されているんですね
この香りによって脳からアルファ波が出てリラックスするんです - 腸を活性化する効果
腸には細菌やウイルスから体を守る働きがあります
コーヒーの香りに腸を活性化させる作用があるといわれています
アレルギー症状を抑えることや風邪の予防に役立つわけです
糞詰まりで苦しんだ私にも良さそうな感じです - がん予防効果
イヨッ!待ってました!
国立がんセンターの調査結果です
コーヒーを飲まない人の死亡リスクを1.0とした場合、コーヒーを飲む人の死亡リスクは0.95~1.0とわずかですが低下しています
がんばかりでなく、心疾患・脳血管疾患・呼吸器疾患などの死亡リスクも低下しているんですよ!!
コーヒー摂取と全死亡・主要死因死亡との関連について
引用:多目的コホート研究(JPHC Study)
がん予防効果まであるの?と感心していましたが
イヤなニュースが飛び込んできました
コーヒーに発がんリスクの警告表示すべき、米加州判事が判断
引用:ロイター
上記ニュースを要約すると、以下のようになります
- 米カリフォルニア州上位裁判所の判事は3月28日、州内で販売されるコーヒー商品に発がんリスクを警告するラベルを貼るべきとする判断を下した
- 判事は、スターバックスなどコーヒーを提供する企業はコーヒー豆の焙煎時に生じる化合物(アクリルアミド)が健康を害するリスクがわずかであることを証明できていないと判断した
- カリフォルニア州に拠点を置く毒物に関する教育研究団体(CERT)は2010年、商品に高水準の発がん性化学物質アクリルアミドが含まれていることを消費者に告知していないとしてスターバックスなどを提訴していた
私の意見
- 総合的に見て、コーヒーは十分に健康に関する効果が認められると信じています
人間というものは対立する2つの意見がある時、自分の都合の良い方を信じるものなんです - 日本で権威ある国立がんセンターが「コーヒーを適量飲めばリスクは低下する」と言ってるじゃないですか
- 不貞腐れて言います
「判事さん!確かにアスパラギン酸と糖類が120℃以上で調理されるとアクリルアミドが発生しますよ」
「そうなると、DNAが傷つけられて、発がんリスクが上昇するといわれていますよね」
「だったら『このフライパンで120℃以上の調理をすると発がんリスクが上昇しますよ!』という警告ラベルを張らないと片手落ちじゃないですか」
「そんな細かいこと言ってたら、何も飲んだり食べたりできませんよ!まったく!!」
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