コレステロールとは
今までのコレステロールとのつきあい
- コレステロールには関心がありませんでした
- 血液検査などで、コレステロール値が高いなどと指摘されたことが無かったからです
- せいぜい先生から「コレステロール値がちょっと高めですが、まあいいでしょう」と言われたことがある程度ですから
- 当然のことですが、コレステロールを下げようなどと思ったこともありません
コレステロールとは?
- 改まって問われても、良く説明できません
- たとえば、ウィキペディアでは次のように述べられています
コレステロール (cholesterol) とは、ステロイドに分類され、その中でもステロールと呼ばれるサブグループに属する有機化合物の一種である。
1784年に胆石からコレステロールが初めて単離された。
室温で単離された場合は白色ないしは微黄色の固体である。
生体内ではスクアレンからラノステロールを経て生合成される。コレステロール分子自体は、動物細胞にとっては生体膜の構成物質であったり、さまざまな生命現象に関わる重要な化合物である。
よって生体において、広く分布しており、主要な生体分子といえる。
また、化粧品・医薬品・液晶の原材料など工業原料としても利用される。食物由来のコレステロールのほとんどは動物性食品に由来する。
卵黄に多量に含まれる。そのため卵の摂取量はしばしば研究の対象となる。
植物のフィトステロールは血漿中のコレステロール量を下げるとされる。いわゆる「善玉/悪玉コレステロール」と呼ばれる物は、コレステロールが血管中を輸送される際のコレステロールとリポタンパク質が作る複合体を示し、コレステロール分子自体を指すものではない。
善玉と悪玉の違いは複合体を作るリポタンパク質の違いであり、これにより血管内での振る舞いが変わることに由来する。
これらのコレステロールを原料とする複合体分子が血液の状態を計る血液検査の指標となっている。
この説明で分かります?
- 私には、さっぱり分かりません
- せいぜい、以下の部分が何となく理解できます
生命にとって必要な分子
工業原料としても利用される
卵黄に多く含まれるため、卵黄の摂取量がしばしば問題となる
こんな程度の知識しかない私の心に鎌田實先生のお言葉がグサッと突き刺さったんです
参考記事
コレステロールを誤解している/鎌田實の健康連載
<鎌田實の人生100年時代をどう生きるか(9)>
引用:日刊スポーツ
この記事を要約すると以下のようになります
- 高齢者のコレステロール値は薬で下げるな
「70歳を超える高齢者のコレステロール値は、薬で下げてはいけない」というのが、米国医学会の常識
コレステロール値が低いほうが死亡率が高いというデータもある - 薬よりも運動と肥満改善が大事
遺伝性の脂質異常症でコレステロールが高い人には薬での治療を勧めるべき
しかし基本的には、総コレステロール値も悪玉コレステロール値も、基準値より20mg/dl(ミリグラム・パー・デシリットル)を超えるぐらいまでは、運動や肥満を改善する生活指導を行ってきた - 長野県を長寿日本一にするのに卵、肉、牛乳を勧めた
43年前、先生が赴任した長野県は脳卒中の多い不健康な地域だった
先生は減塩や野菜を食べることと同時に、卵や牛乳をとろう、時々肉を食べようと呼びかけた
先生は、1日3個の卵を目標にしているが、コレステロール値は正常 - コレステロールは怖くない
日本では脂質異常症の患者には「卵は1日1個まで」という指導が長く行われていたが
2015年厚生労働省も、コレステロールを食事制限をする必要はないと言い始めた - ちょいコレは長生き
100歳までピンピン元気で最後はコロリと逝くには、肉や魚や卵が大切
時々おいしいものを食べて、ちょいとコレステロールが高いくらいの「ちょいコレ」ならば心配ないということ
私の読後感想文
- なるほど、ここでもタンパク質の重要性が語られています
- 妻も、かってコレステロール値が高いと言われ、卵をセーブした時期がありました
おかげで、私も大好きな卵を食べられない時期があったんです
昔、名古屋では(全国でも同じかもしれませんが)卵が高級品だったということをご存知でしょうか?
すき焼きで卵を食べられたのは正月しかなかったんです!!
その代わり国産牛肉は、いつも食べられたんですよ
その後、卵は安価で入手できたにもかかわらず、妻の一声で十分食べることができませんでした(号泣) - もう、「コレステロールとは何か」などという言葉に右往左往することもないでしょう
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