子供の時はよく風邪をひきました
- 風邪をひきやすい体質だったんでしょうか?
風邪をこじらせて40度近くの高熱をだしたり、胃腸に来て嘔吐したり
散々だったです - 石川さんという近所のお医者さんへ行くと、必ずこう言われたもんです
「注射を打っときますから、安静にしといてください
風邪が治るまでは、風呂に入っていかんよ!」 - お医者さんに行くほど症状が悪くない時は、母にこう言われたものです
「はよ体を温めて寝や~
湯たんぽ入れたげるで
氷枕する?
風呂はやめときゃ~よ!」 - もう風邪は治ったと思って、明日から学校へ行けると判断した時、母に言われたことがあります
「今風呂に入ったら、肺炎になって死んでまうでやめときゃ~!」
きれいな体で小学校に行こうと思ったのですが、泣く泣く布団かぶって寝た記憶があります - 石川さんと母からの繰り返しの攻撃で、風邪ひいたときの風呂は絶対イカンと刷り込まれてしまいました
そんな迷信に喝を入れたのが鎌田實先生です
参考記事
「おっさん病」防ぐ入浴法/鎌田實の健康連載
<鎌田實の人生100年時代をどう生きるか(20)>
引用:日刊スポーツ
この記事を要約すると以下のようになります
- 風邪でも風呂に入りたいときは入っていい
理由
お風呂に入ると、体温が0・5~1度くらい上昇する
体温が上がると、血流や代謝がよくなり、免疫力がアップするから - 冬に風邪がはやるのは、体温が下がってウイルスが増殖しやすいから
- 発熱した際、できるだけ解熱剤を使わないほうがいいというのは、体温が上がった方が病原体が増殖しにくくなるから
- 風呂に入った場合の注意事項
風邪の時は体の冷えを防ぐためには、シャワーより、5~10分湯船につかる方がいい
体を洗ったりシャンプーしたりしないで、すぐに出るのがいい
それ以上の長風呂は、体力を消耗させてしまう
風呂上がりに水分補給をして脱水を避けること
湯冷めをしないこと - 加齢臭の場合は、風邪の時と反対に入浴時に皮脂をよく洗い流し、汗腺のつまりをとってあげることが大事
夜寝ている間に汗をかくので、朝のシャワーが最適
時間に余裕があれば、朝風呂もいい - 加齢臭は、「ノネナール」という物質が原因と言われている
皮脂の酸化やバクテリアの発酵などによってノネナールが発生し、年寄り臭さ、メタボ臭、疲労臭等、さまざまな要因になっている
この記事の読後感想文
- 石川さんや母の努力にもかかわらず「風邪をひいても風呂に入ってよい」というのは今や常識のようです
- やっぱり、鎌田先生のおっしゃるように風呂に入ったほうが早く風邪が治る気がしています
- 幸いなことに、加齢臭はまだないようです
妻がそういっているので間違いないでしょう - 風邪の時は体を洗いませんし、普段の時もゴシゴシ強く体を洗いません
今も1日2回朝晩と風呂に入っているので皮脂の過度の流出を避けているんです
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