鎌田實先生は「人間は使命を帯びて生まれて来る」と説いています
参考記事
人間は使命を帯びて生まれてくる/鎌田實の健康連載
<鎌田實の人生100年時代をどう生きるか(32)>
引用:日刊スポーツ
この記事を要約すると以下のようになります
- 鎌田實先生が昨年12月末に回診した患者の話
74歳の男性、胃がんでリンパ節と肺に転移がある
彼は大手電気メーカーに勤めていた
ソ連(当時)支社の責任者を任せられていた
49歳の時、自分の人生に疑問を持つようになった
このまま定年まで勤めて、ぬれ落ち葉のようになり、毎日何もすることがなくなることが恐怖だった
彼は、ソ連の生化学者オパーリンの言葉を思い出した
「人間はさまざまな使命を帯びて生まれてくる。大事なことは、その使命に目覚めて生きるかどうかだ」 - 一生に1回の人生を自由に生きる
経済的には不安はあったが、彼は会社を辞めた
やりたいことをやろうと決め、一念発起して作品を書き始めた
「与えられた使命に気づくのは年齢に関係ない。早い者勝ちだ」
「思い通りにはならなかったけど、何冊もの本を残すことができました。一生に1回だけの人生。自分のやりたいことをやれたので、すべて納得しています」
彼はこの2週間後に亡くなった
カナダのブリティッシュコロンビア大学が、興味深い心理学の研究を発表している
「お金を持つこと」以上に「自由な時間を持つこと」に価値があると気づいた人は、人生の幸福度が高い
この記事の読後感想文
- 「果たして、自分はどういう使命を帯びて生まれてきたのだろう?」
それが分かりません
永遠に見つからないかも知れません - よく分からないFXなどにのめり込まず、おとなしくしていれば今頃年金で生活できていたでしょう
今は、「お金を持たないと身動きできない」という考えにとらわれています - 幸いにも、愛する妻がいます
3人の子供は結婚して幸せそうです
自分の血筋も絶えることなく未来へと続きそうです - 「使命」などと大上段に構えず、普通に暮らしながら日々の幸せを感じることができれば、それでいいと思っています
- 自分の使命というものが分からなくても、それはそれでいいと思っています
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