亡き母の口臭

  1. 母の口臭がひどい時があることを、妻から聞きました
    ・「お母さんの口、時々物凄く臭うことがあるよ」
  2. 「もし、そうだったら息子の私から指摘する必要があるけど、言いにくいな」と思いました
    ・しかし、やっぱりすごく臭う時があったのです
    ・最愛の妻から指摘されれば、大好きな母にも言わざるを得ません
  3. 初めて気付いたフリをして、さらっと母に言いました
    ・「あれ?お母ちゃん、ちょっと口が臭うよ」
  4. 母は、びっくりしたような感じで寂しそうに言いました
    ・「えっ?そうきゃ~?」
  5. やっぱり、息子からそんな指摘を受けると悲しいでしょうね?
  6. 私自身も「口が臭い」と言われるのは「オナラが臭い」と言われるより数段イヤです
    ・歯間ブラシ、デンタルフロス、洗口液などで口腔内のケアにより口臭をある程度消すことができます
    ・しかし口臭の原因はそれ以外にも多くあるので厄介です

そんな時、日本人の口臭に関する記事を見つけました

参考記事

日本人の口は「人糞より汚い」そして臭い
引用:YAHOO!ニュース(PRESIDENT Online)

この記事を要約すると以下のようになります

  1. 『日本人はなぜ臭いと言われるのか』(光文社新書)を出した内科医の桐村里紗氏は、「日本人はとにかく口臭のケアが足りず、臭い。口腔ケア後進国です」と指摘する
  2. 日本人は、なぜ口が臭いのか
    ・口臭の一番の原因は、口腔(こうくう)内環境の悪化
    ・日本人の成人の80%は、なんらかの程度の歯周病だと報告されている
  3. 日本人が口腔ケアに関心が低いワケ
    ・文化的に見ると、日本人は、欧米人のように、日常的にキスをしたり、ハグをしたり、他人と密に接近することがないからではないかと考えられている
  4. 口臭はモテ度にもビジネスにも影響する!
    ・いつでも誰でも、病院に安心してかかれるという油断が、日本人から「予防」という観点を奪っている
    ・成人の経験するほとんどの病気は、虫歯や歯周病も含めて生活習慣病だ
    ・自分のライフスタイルが病気を招くのだから、自分にしか予防も改善もできない
    ・将来の虫歯や歯抜けになるリスクについては、あまり実感が湧かない
    ・でも、口臭は、リアルな問題だ
    ・人間関係にも、モテ度にも、ビジネスにも、人生のごきげん度にも影響する
    ・だから、「におい」を改善することをモチベーションの源泉にしてみてはどうだろうか
  5. 悪臭は、病気のサインと心得よ――口臭の原因
    ・人間関係や人生に色気をもって、自分の体臭や口臭をよくすることは、結果として健康状態の改善につながる
    ・「口臭や体臭が強い」、もしくは、「普段とは違ったおかしなにおいがする」と感じたら、心身のコンディションを見直してほしい
    ・口腔内や腸内、皮膚などの常在菌のバランスや、内臓の機能、代謝の状態、ストレスやメンタルの状態が、口臭や汗、尿、おならや便などのにおいを常に変化させている
    ・口臭については、8割が口腔内環境の問題だ
    ・残りは、体内の問題で、呼気を通じて口臭として感じられる
    ・ストレスも、口臭を強くする原因になる
    ・健康な人の口腔内には、約700種類、歯磨きなどで口腔ケアが十分できている人では約2000億の常在菌(細菌・真菌)が暮らしている
    ・口の中は、菌やカビだらけなのだが、健全な状態では、彼らは常在菌として共生しており、悪さはしない
    ・互いにバランスをとりながら、口腔内のpHを保ち、病原微生物の侵入を防いだり、繁殖を防いだりしている
    ・唾液も重要だ
    ・唾液は、口腔内に流れる川のようなもの
    ・唾液腺から泉のように湧き出て、食べかすや余分な菌を洗い流し、キレイに保っている
    ・唾液に含まれるリゾチームという酵素も、細菌の細胞壁を破壊して、過剰に増えないようにコントロールしている
    ・ところが、口腔ケアが十分でない場合や、唾液分泌が減ってしまう場合には、常在菌は約4000億~6000億に増殖する
    ・常在菌といえども、増えすぎはまずい
    ・増えすぎた常在菌が、炎症の原因になる
  6. プラーク内の細菌濃度は便内以上に
    ・プラーク(歯垢)は、常在菌の塊だ
    ・最近では、何層にも重なり合う形状から、バイオフィルムと呼ばれている
    ・食べかすを栄養源に、常在菌は元気に繁殖する
    ・放置すると、食後8時間程度でバイオフィルムの生成が始まり、ケアが不十分だと、どんどん層が厚くなり、こびりつくようになる
    ・バイオフィルム内の細菌濃度は、なんと便内よりも高くなる
    ・最終的には歯周病の原因菌もこびりつき、強力な炎症物質を分泌するので、歯間や歯肉、歯周に炎症が起き、痛みや出血を起こすようになる
    当然、口臭にも悩まされるようになる
    ・腐った肉のようなにおいが特徴だ
    ・歯周病は、炎症が歯肉のみにある「歯肉炎」から始まり、初めは歯肉の腫れや出血、発赤だけだが、ついには歯槽骨(しそうこつ)にも炎症が波及して「歯周炎」になる
    ・歯と歯肉の間に、歯周ポケットと呼ばれる深い溝ができ、ここで歯周病菌がどんどん繁殖する
    ・ポケットからの出血、排膿(はいのう)により、口臭はさらにきつくなり、歯もぐらついて、いずれは抜けてしまう
  7. 喫煙者の口臭は、ヤバい
    ・朝起きぬけに口がにおうのは、夜間に唾液分泌が減るからであり、誰にでも起こりやすい
    ・だから、寝る前と起き抜けには、しっかり口腔ケアをしておきたい
    ・さらに、喫煙は、ニコチンやタールのせいで口臭を悪化させるだけではない
    ・ニコチンは唾液分泌を抑制して口腔内の常在菌のバランスを崩すし、こびりついたヤニには菌が付着して、虫歯や歯周炎を起こしやすくなる
    ・喫煙によって血流も低下するので、歯茎(はぐき)は貧血状態
    ・自分自身では順応してしまっていて感じないかもしれないが、喫煙者の口臭や体臭は、確実に、ヤバい
    ・におうということは、におい分子が服や体に付着しているということだ
    ・におい分子=有害成分を家にも持ち帰ることになる
    ・たとえ、家で吸わない場合でも、喫煙者の家を調査すると、ソファやベッドなど、行くところ行くところに、タバコの有害成分は付着している
    ・非喫煙者である家族の尿からも、タバコの有害成分が検出される
    ・赤ちゃんであっても
    ・口腔内の炎症が、全身病に深く関係していることが、最近の研究で明らかになっている
    ・糖尿病、脂質異常症、心筋梗塞などの動脈硬化性疾患、認知症、さらには、がんのリスクまで高めることが報告されている
  8. 口臭をケアする意義は、実に大きい!
    ・歯周ポケットに生息している歯周病菌は、炎症を起こすことで歯肉の細胞を破壊し、簡単に血液中に侵入する
    ・実際に、歯周病患者の血液からは、口腔内にしかいないはずの歯周病菌が多く検出されている
  9. 体内に菌がいることは「敵」の侵入を意味する
    ・私たちの体に暮らす常在菌は、基本的に「体外」にいるのであって、「体内」にはいない
    ・皮膚は、体外
    ・口腔内や腸内も、やはり、体外なのだ
    ・口から消化管の内腔(ないくう)、肛門にかけては、1本の管であり、人は、簡略化すると、「竹輪(ちくわ)」のような形状をしている
    ・管は、外界と交通しているので、「体外」であって、物質は、腸管の粘膜を通って吸収されて初めて、「体内」に入ったとみなされる
    ・健康な状態では、体内は完全に無菌状態だ
    ・本来、「私」の体内には、「私」以外の細胞は、存在してはならない
    ・それなのに、体内に菌がいるということは、「敵」の侵入を意味する
    ・血管内に菌がいるということは、菌血症と呼ばれる異常な状態
    ・全身をパトロールする戦士である免疫細胞は、戦闘モードになり、全身で炎症が引き起こされる
  10. 動脈硬化にまつわる疾患のリスクを上げる
    ・菌が侵入する手前の段階でも、歯周病菌が増えている局所に免疫細胞が動員されると、サイトカインという炎症性物質を破壊兵器として分泌する
    ・サイトカインは血管の壁を傷つけ、全身の動脈硬化の原因になる
    ・高血圧、心筋梗塞や脳梗塞などの動脈硬化にまつわる疾患のリスクを上げる
    ・大動脈瘤(りゅう)や末梢(まっしょう)血管疾患などの患者の血管壁からは、歯周病菌が高率で検出される
    ・歯周病と糖尿病は、双方向のリスクになることがわかっている
    ・糖尿病があると、免疫力が低下して、歯周病になりやすい
    ・歯周病があると、全身の炎症を引き起こし、それが血糖を下げるホルモンであるインスリンの働きを低下させ、血糖値を上がりやすくさせる
    ・糖尿病があるのであれば、口腔ケアは必須であり、それによって血糖コントロールの改善が期待できる
    ・歯周病による口臭は、体内の不健康の現れと考えて、今日からすぐに口腔ケアを始めよう
    ・脱口臭は、脱不健康である
  11. 桐村里紗(きりむら・りさ)
    ・内科医・認定産業医
    ・2004年愛媛大学医学部医学科卒

この記事を読んで

  1. 以前から、歯周病の怖さは指摘されていましたが、桐村先生のような内科医に言われると説得力が増します
  2. 口腔ケアの重要性が身に沁みます
  3. 口臭をなくすことは即健康に直結するため、やっぱり半年に1回は歯科医で歯石の除去をはじめとする「予防」のお世話になる必要がありますね
  4. 余談ですが、自分の口臭をチェックする方法です
    ・愛犬・次郎を利用します
    ・愛妻には口臭をふりかけたくないんです
    ・次郎に思いっきり口臭を浴びせます
    ・口臭がない時は、キョトンとしています
    ・口臭がひどい時は、物凄くイヤな顔をするか、激怒して吠えまくるんですね

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ABOUTこの記事をかいた人

名古屋市西区に生まれる 名古屋市立大学経済学部卒業 愛知県外の地方都市在住 都市銀行勤務 医療機器メーカー勤務で定年 今は警備員やってます