口元の夏バテとは何か
- 妻は夏バテとなると、冷やし中華やそうめんばかり食べたがります
・スルスルと喉を通過するので、よく噛まずにのみ込めます - その「よく噛まない」ということが口元の夏バテを意味します
- 体も夏バテ、口元も夏バテとなっているワケです
- そんな口元の夏バテの問題点と解消法を解説した記事を紹介します
参考記事
酷暑で舌力や唾液力はヘトヘト・・・「口元」の夏バテ解消法
引用:YAHOO!ニュース(日刊ゲンダイDIGITAL)
この記事を要約すると以下のようになります
口元の夏バテによる問題点とは
- 食べ物をしっかり噛むことをしないということは
・口元の筋肉や舌を充分使っていないことを意味します - それの問題点は以下の通りです
- 舌の筋肉が衰えて、舌の位置が下がる
・すると、垂れ下がった舌先が下の前歯を押して歯の隙間を広げる
・寝ている時の気道を塞ぎ、いびきをかきやすくなる - 唾液の分泌量が減る
・それに伴い口の中が渇き、殺菌効果も下がる
・結果的に虫歯や歯周病になる
・口臭もひどくなる - 硬いものを食べれば歯の汚れが落ちるが、それをしないため歯にプラーク(歯垢)が付きやすくなる
- のみ込む力も落ちて来る
- スポーツ飲料や経口補水液を利用すると、糖分が多く含まれるため、口の中が余計に雑菌の繁殖につながる
口元の夏バテ解消法
- 舌の筋肉を活性化させる
・それには舌を正しい位置に置くことが必要
・口を閉じたとき、舌先が上顎の前歯の裏側にある歯肉側のくぼみの小さな出っ張り(切歯乳頭)に来るように常に意識する - そのうえで口を閉じた状態で舌の運動を行う
・舌先を上唇と歯ぐきの間に入れる
・その舌先を右頬の裏側、下唇と歯ぐきの間、左頬の裏側、上唇と歯ぐきの間にと
・ぐるりと唇や頬の内側を押しながら回す - この運動を左右3回ずつ行うといい
・最初は舌が疲れるが、3日も続ければ疲れなくなる
・これを、3日に1回程度のペースで行えば舌の筋力は維持できる - 唾液量回復の特効薬は昆布
・ひとかけらを口に含んでおくといい
・すぐに唾液が出てくる
・塩分が強い昆布もあるので、水でさっと塩分を洗い流したうえで使うといい - 硬い物を噛む
・硬いものとは、よく噛まないとのみ込めないものを意味する
・ひと口30回を守り、しっかり噛むこと
・そうすれば食材の味を感じられ、化学調味料の使用が抑えられ口腔内の汚れも減る
・体調も良くなる - もちろん、歯も時間をかけてしっかり磨く
- 以上を励行すれば
・口元の夏バテが解消される
・舌の位置が高くなり、気道に舌が落ち込まないからいびきも消える
・カビや細菌が減り、歯ぐきが引き締まり、口臭も減る
・朝から爽快感を得られるはずだ

この記事を読んで
- 約10年、歯科用ユニットメーカーの営業部長をつとめた私は、口の中のトラブルは一応知っているつもりでした
- この記事で、実は何もわかっていないことがわかりました
- 特に、舌の正しい位置や舌の運動方法は目からうろこでした
- よく、頭に叩き込みます
- ただ、言い訳じゃないですけど、この未曽有の酷暑も大した夏バテをせず終わろうとしています
- 口元の夏バテ解消法を知らずに済んだということは幸いでした
- バテバテの妻によくレクチャーしておきます
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