あなたは、ほくろがありますか?
- 私は色気づいた時、即ち中学生の頃は顔に5個ぐらいほくろがありました
- そのうち2つはやや大きなほくろでした
- そこで悩んだんです
・これじゃあ女子にモテないんじゃないか?
・なんとか除去できないものか
・母に相談したら、笑われて終わりでした - 青春時代は、ほくろコンプレックスのために暗黒でした
- ところが、ほくろはもっと危険な可能性を持っているんですね!
ほくろの危険性を指摘した記事に遭遇したので紹介します
参考記事
ほくろと思っていたら皮膚のがんだった! 医師が教える見分け方「ABCDルール」
引用:YAHOO!ニュース〈週刊朝日〉(AERA dot.)
京都大学医学部特定准教授の大塚篤司医師が、ほくろとがんの見分け方について解説します
「ほくろのがん」とも呼ばれるメラノーマ(悪性黒色腫)
- メラノーマは皮膚がんの一種で、見た目はほくろとよく似ている
- メラノーマは数年前まで、抗がん剤も放射線治療も効かない怖いがんと考えられていた
- 近年は、免疫チェックポイント阻害剤を含む新規薬剤が登場して効果が期待できるようになった
- 早期発見できれば、がんを切除することで治すことができる
・早期発見のためには、自分の皮膚を定期的に観察する「セルフチェック」が必要 - どうすれば、ほくろとメラノーマを見分けることができるのか?
・ここではそれらを区別する方法「ABCDルール」を紹介する
・ただし、あくまでもこの方法は診断の補助に使うもの
・疑わしいほくろは早い段階で皮膚科専門医の診察をうけるべき
ABCDルールとは?
- A (Asymmetry:左右非対称)
・メラノーマは左右非対称の形をしていることが多い
・なぜメラノーマは左右非対称になるのか?
・それは腫瘍内のがん細胞の多様性によるもの
・がん細胞はそれぞれひとつひとつ違っている
・一見ひと固まりのメラノーマのように見えても、実際はさまざまなメラノーマ細胞の集団で構成されている
・その中で増殖速度が違うメラノーマ細胞が組み合わさることで左右非対称性が生まれる
・増殖の速い細胞集団は早く拡大し、増殖が遅い細胞集団はあまり形を変えない
・結果として、不均一な形となって左右非対称として私たちの目に映る - B (Borderless:辺縁不明瞭)
・ほくろの辺縁がはっきりしているのに対し、メラノーマの辺縁は不明瞭
・これもがん細胞の多様性によるもの
・メラノーマはほくろのがんと言われるが、正しくは、皮膚の色をつくる細胞であるメラノサイトががん化したもの
・人の皮膚の色はメラノサイトがつくるメラニンの量によって濃さが変わる
・メラノーマ細胞はがん細胞
・がん細胞には多様性があることから、それぞれのメラノーマ細胞がつくるメラニンの量に差が見られる
・その結果、辺縁が不明瞭になる - C (Color:色調)
・メラノーマは真っ黒の部分と薄い部分が不規則に混在する
・辺縁不明瞭(Borderless)の部分で説明したように、メラノーマ細胞がつくるメラニンの量はがん細胞ごとに異なる
・その結果、メラノーマには色ムラができる
・また、メラノーマは自然消退と言って、自然に消えることがある
・免疫細胞に攻撃された結果と考えられている
・自然消退した部分は、普通の肌色に戻る
・メラノーマには、黒の濃さに違いがあり、ときどき黒い中に肌色の部分があるのが特徴
・ちなみに、完全に自然消退したように見えたメラノーマが数年後、再発・転移して見つかることがある
・消えたように見えてもメラノーマ細胞は体のどこかに残り、生き続けていると考えられている
・つまり、「消える」イコール「治る」ではない - D (Diameter:直径)
・メラノーマかどうか一番わかりやすい項目として、大きさがある
・メラノーマはがんなので、時間とともに大きくなる
・その直径が6-7mmを超えると、メラノーマの可能性が大きい
・鉛筆の直径がだいたい7mmあるので、鉛筆の裏側を押し当てて隠れるかどうかチェックすると簡単にわかる
・1ヶ月後、半年後と経過をみていき、ほくろが大きくなってくるようなら要注意

まとめ
- 確定診断は切除して病理組織をみるまでできない
- ABCDルールに当てはまらないから大丈夫と素人判断せずに、心配なほくろは皮膚科専門医に診察してもらうことが大事
- メラノーマは「早期発見・早期切除で治るがん」である
jirosukeの感想
- 昔5つあったほくろ!!
- 大きな2つは色がなくなって目立ちません
- 他の3つも色が薄くなっています
- いずれにせよ、直径は6㎜どころか2㎜もありません
- メラノーマではありません!!
- 話は変わりますが、ほくろなんかでウジウジした青春時代を送ったことを後悔しています
- しかし若い時は結構女性にモテたし、愛する女性と結婚できたのでよしとしましょう
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