あなたは、「かかと落とし」による健康法をご存知ですか?
- jirosukeの祖母は、骨粗しょう症のために転倒し、その後寝たきりとなりました
- そして、あっけなく他界しました
- かかと落としはNHKの「ためしてガッテン」で骨粗しょう症に有効な健康法として紹介されてから一躍有名になりました
- ところが、かかと落としはそれ以外にも色々な健康法として存在するらしいです
鎌田實先生が、「かかと落とし健康法」と、「鎌田式かかと落とし」を解説している記事に出会いましたので紹介します
夢のPPKは「鎌田式かかと落とし」で遂げられる
引用:NEWS ポストセブン
URL:https://www.news-postseven.com/archives/20181129_810679.html
鎌田實先生は以下のように述べています
かかと落としの健康効果
- 元々、かかと落としは骨粗しょう症の予防にいいといわれてきた
・かかとをストンと落としたときの刺激が、骨を再生する骨芽細胞に刺激を与え、強い骨をつくり、骨密度を改善してくれる - 血糖値が下がるという効果がわかってきた
・骨芽細胞が刺激されると、オステオカルシンという骨ホルモンが分泌され、膵臓に働いて、血糖値を下げるというしくみだ
・それは、糖尿病の予防や改善になる - 血糖値を適正に下げることは、慢性炎症を起こしにくくするというメリットがある
・慢性炎症とは、老化にかかわる病気の基盤にある状態のこと
・動脈硬化も、認知症も、細胞のがん化も、慢性炎症が引き金になるといわれている - さらに、オステオカルシンは、アディポネクチンという物質を分泌することがわかってきた
・アディポネクチンの分泌が増えれば、メタボを予防、改善し、高血圧や糖尿病、動脈硬化などの改善にもつながる - かかと落としは、ふくらはぎの筋肉を動かすが、これにもいい効果が期待できる
・下肢の筋肉は「第二の心臓」といわれるように、足の血流を心臓に戻すのを助けている
・そのため、ふくらはぎの筋肉を動かすと、心不全の予防にもなる
・また、末梢血管の循環もよくなる
・末梢血管の循環が悪いと、毛細血管に血液が流れなくなるゴースト血管現象が起きてしまう
・ゴースト血管は骨粗しょう症のリスクを高め、脳で起これば認知症のリスクも高めてしまう
・かかと落としはこのゴースト血管現象を解消してくれる可能性がある - 今、日本には高血圧が1000万人、糖尿病は予備軍を含めて2200万人、認知症は予備軍を含めて840万人、脳血管疾患が120万人いるといわれている
・かかと落としのもたらす効果は、これらの病気を広くカバーしていると考えられる
鎌田式かかと落としのやり方
- 椅子の背もたれやテーブルなどに手を添えて立ち、「1」でかかとで踏ん張って、つま先を上げる
- 「2」で、かかとを上げて、つま先立ちをする
- 「3」「4」とそのままの姿勢をキープ
- 「5」で、かかとをストンと落とす
補足説明
- 目標は一日30回程度
・10回を3セットでもかまわない - ポイントは、1~5まで声を出しながら、リズミカルに行なうこと
・リズミカルな運動をすると、セロトニンという幸せホルモンが出やすくなる
・セロトニンが不足すると、うつになりやすくなるので、日常生活のなかにリズミカルな運動を増やしてみるのもいい - 鎌田式かかと落としのもう一つのポイントは、つま先を上げること
・ふくらはぎの筋肉が伸びるとともに、すねの筋肉も刺激される
・高齢になると、平らなところでつまずくことがよくあるので、つま先が上がるようにしておくことは転倒予防に大事
・ふくらはぎの筋肉を柔らかくすれば、足の裏の足底腱膜への負担が少なくなる
・定年後、時間に余裕ができて、急にゴルフなどの運動を始めたら、突然、朝、かかとに激痛が走って、足が着けないというのは、中高年の足底腱膜炎の典型的な症状だ - 鎌田式スクワットは太ももの筋肉を強化するためのものだが、鎌田式かかと落としを一緒に行なうと、下半身の全体の筋肉を刺激することができる
- 筋肉の強化は、テストステロンという男性ホルモンも活性化してくれる
・テストステロンは年齢とともに減少していくが、筋肉を強化することで分泌量が復活することがある
・筋肉を強化してテストステロンを増やすことで、男性更年期障害は改善につながり、チャレンジ精神が増す可能性がある
・体の健康だけでなく、気持ちの上でも若々しさがみなぎってくるということだ - かかと落としは、だれでも、いつでも簡単にできる運動だ
・テレビを見ながらやってもいい
ピンピンコロリ(PPK)とかかと落とし
- 昔から多くの人が、最後までピンピン生きて、長患いしない「ピンピン、コロリ」にあこがれてきた
- それは、神頼みの信仰でもあった
- 現在は、予防医学の研究が進み、PPKを実現するために、具体的な策が少しずつわかってきた
- 人生100年時代を謳歌するためにも、神頼みをするだけでなく、まずはかかと落としから始めてみてはどうだろうか
jirosukeの生活と意見
- 泪が出るほど、ありがたい記事です
- 「鎌田式スクワットも鎌田式かかと落としも、1工程は通常のものより筋肉を多く使い、ややハードである」と言えます
- しかし、そこがいいんですね
- jirosukeは鎌田式かかと落としを犬の散歩時に実践しました
- 犬は歩きながら突然足を止めて、周辺のニオイを嗅ぎ始めます
・そこで、待ってました!とばかり1,2,3,4,5と始めるんです
・先生の言う30回など、すぐに達成できます
・ただ問題点があります
・リズミカルにできないんです
・犬が不規則に動くからです
・従って、セロトニンが出てないような感じがするんです! - やはり、セオリー通り家の中でやるべきなんでしょうね
- いずれにしても、jirosukeは「ウォ―キング」「鎌田式スクワット」「鎌田式かかと落とし」でPPKを目指します
- 神頼みはしません
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