あなたは、食品表示を正確に読めますか?
- jirosukeは、最近、食品添加物やトランス脂肪酸に興味を持ち、食品表示を読んでいます
- しかし、正確かどうかは、自信がありません
- 原材料名で、聞きなれない単語がでてくると「なんだこれ?発がん性はないだろうな?」と思います
- 思うだけです
- しかしトランス脂肪酸については、ややシビアに見ていますよ
- 原材料名に「植物性油脂」とあれば身構えます
- これに水素添加した過程で人工的に生成される副産物がトランス脂肪酸です
- 動脈硬化、心臓疾患、がん、アレルギーなど健康に悪影響を及ぼす可能性が指摘されています
- マーガリン、マヨネーズ、洋菓子、インスタント・レトルト製品、ファーストフード、冷凍食品など広範囲な加工食品に含まれています
- 植物性油脂イコールトランス脂肪酸ではないですが、出来れば避けたいと考えています
- ところが「食品表示」には、もっと多くの見るべき点があるようなんです
食品表示の正しい読み方について解説している記事を紹介します
本気で痩せたいなら…「食品表示」知っておくべき読み方
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190314-00000017-nkgendai-hlth
引用:YAHOO!ニュース(日刊ゲンダイDIGITAL)
早稲田大学持続型食・農・バイオ研究所重点領域研究機構招聘研究員の古谷彰子氏が解説します
消費者庁が管轄する食品表示にはいくつかのルールがある
- その食品に含まれる炭水化物、脂質、タンパク質、エネルギー、食塩の割合、原材料名をその量の多い順番に表示すること
- 一番多い原材料が加工食品では製造地が、生鮮食品では産地が表示されることなど
- 以下に例示するように、多くの人はこのルールを知らず、さまざまな大事なことを見落としてしまう
ジャムパンやあんパンなどの菓子パン
- 本来、パンであれば原材料は小麦粉が原材料名のトップに表示されるはず
- ところが、ジャムパンやあんパンといった菓子パンでは、砂糖やイチゴジャム、つぶあんといった小麦粉以外の原材料名から表記されることが少なくない
- こうした菓子パンはパンというより、パン入りの砂糖やジャムやつぶあんを食べているようなもの
チョコレート
- チョコレートの原材料の一番最初の表示がカカオマス(カカオ豆の殻を取り、殺菌・焙煎しペースト状に固めたもの)であればカカオが最も多いチョコレートだ
- ところが価格の安いものであればあるほど、原材料名の表示トップが砂糖になる
- つまり、消費者はチョコを食べているつもりでも、安いチョコは砂糖を食べているようなもの
カフェオレ・カフェラテと表示されている飲み物
- 原材料名の最初に生乳、コーヒー、ブドウ糖果糖液糖と書かれているものでは違う
- ブドウ糖果糖液糖とはサツマイモやジャガイモ、トウモロコシのでんぷんから作られる食品添加物のこと
・別名・異性化糖(正式名称は高フルクトースコーンシロップ)という - ブドウ糖から果糖に変化することを異性化と言う
- その部分が50%未満ならブドウ糖果糖液糖で、50~90%は果糖ブドウ糖液糖、90%以上を高果糖液糖と言う
- これらの異性化糖に10%以上の砂糖を加えたものが砂糖混合異性化液糖
- ご飯などを体内で分解して得るブドウ糖と違って、最初からブドウ糖と果糖に分離しているブドウ糖果糖液糖を取ると、体内で分解されることなく血液に送られるので、血糖値が急上昇する
- 結果、吸収の良い果糖はそのまま中性脂肪のもとになる
- 消化、分解の過程がいらない分、幸福感が増し、飲み過ぎてしまい、肥満につながり、心臓病や脂肪肝のリスクを高めてしまう恐れがある
市販のコーヒー
- 市販のコーヒーは景品表示法の「コーヒー飲料等の表示に関する公正競争規約」により、「コーヒー」「コーヒー飲料」「コーヒー入り清涼飲料」などに大別されている
- その差は内用量100グラム当たりの生豆使用量の違いにある
- 「コーヒー」は5グラム以上、「コーヒー飲料」は2・5グラム以上5グラム未満、「コーヒー入り清涼飲料」は1グラム以上2・5グラム未満
- 通常、コーヒーショップで出されるコーヒーは、140グラム=140ミリリットルの水に対して10グラム以上程度の生豆を使っているとされる
- その意味では、市販のコーヒーは限りなくアメリカンと言えそうだ
- それでもおいしく感じるのは、コーヒーの香りを香料で、甘味を砂糖などで補っているから
- 実際、食品表示を見ると、コーヒーと並んで香料などと書かれているものが少なくない
「カロリーゼロ」「控えめ」の意味
- よく、『カロリーゼロ』や『ノンカロリー』と書かれた食品や飲料が販売されていますが、これはカロリーがまったくないという意味ではない
- 食品100グラム当たり5キロカロリー未満(飲料の場合は100ミリリットル当たり5キロカロリー未満)にエネルギーを抑えていれば表示できることになっている
- 一方、『カロリーオフ』『カロリー控えめ』は、食品100グラム当たり40キロカロリー以下(飲料の場合は100ミリリットル当たり20キロカロリー以下)であれば表示できる
- つまり、カロリーオフの飲料を500ミリリットル飲めば、100キロカロリーを摂取することになる
まとめ
- 本気で体重を維持したり、痩せたりしたいと思うなら、ご飯やおかずの栄養を知るだけでは足りない
- 加工食品の食品表示を読む力もしっかり養うことだ
jirosukeの生活と意見
- 食品の「品名」も正確に把握する必要がありますね
- そして「原材料」は多い順に記載されていることを肝に銘じます
- 以下は、「ゆるやかな糖質制限派」で「食品添加物怖い派」のjirosukeの選択です
- 菓子パンは食べません
- 食パンも極力食べません(全粒粉パンは食べます)
- チョコレートはハイカカオのものに限定しています
- コーヒーも無糖に限定しています
・無糖のコーヒーの「原材料名」に、上記のように香料が含まれている製品があります
・jirosukeは、香料を含んでいないものを選んでいます - 「カロリーゼロ」「控えめ」を好んで摂取することはありません
- ただし、以上の宣言は、人間関係を壊さないよう、注意深く実行します
- 糖質大好き人間である妻とのバランスが、人生で一番重要であるということです
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