昔、明治生まれの祖母がピーマンとナスの煮物を作り始めると「ああ、夏が来たんだな」と思ったものです
- ピーマンとナスを甘辛く煮付けて、かつお節をふりかけただけのものです
- 当時、ピーマンは苦いだけで、好きでも嫌いでもありませんでした
- ですから、あまり積極的には食べなかった記憶があります
- 祖母は言っていました
- 「ピーマンは、ようけ(たくさん)食べなかんよ!精が出るで!」
祖母の言ったように「ピーマンは、どえりゃあ効果効能のある野菜」なんですね
ピーマンの驚くべき効果効能
引用:YAHOO!(スポーツナビDo)
URL:https://dosports.yahoo.co.jp/column/detail/201906130017-spnavido
この記事を要約すると以下のようになります
ピーマンの旬・産地
- ピーマンは、6〜8月が旬の夏野菜
- ピーマンの出荷量が最も多いのは茨城県、続いて宮崎・高知
ピーマンの栄養・効果
クロロフィル
- ピーマンの緑の色素には、クロロフィルが含まれている
- クロロフィルとは、植物や藻類などに含まれる緑色の色素で抗酸化作用があり、免疫力を高めたり、発がん防止の効果がある
- 血管内に中性脂肪がたまるのを防ぐ働きがあるので、コレステロール値を下げ、不純物を排出するデトックス効果もある
- クロロフィルはピーマンのほか、ほうれん草、クロレラ、緑茶、海藻類に多く含まれている栄養
ピラジン
- ピラジンとは、ピーマンの香りに含まれる成分で、血液をサラサラにする効能があり、血栓予防に有効
- 従って、血栓が原因で起こる心筋梗塞や脳梗塞の予防にもなる
- ピラジンは特に、ピーマンの種部分に多く含まれている
- ピーマンの種は捨ててしまう人も多いが、種にはカリウムなどほかの栄養も豊富に含まれている
ビタミンC、ビタミンP
- ピーマンにはビタミンCがレモン1個分含まれている
- ビタミンCは熱に弱いと言われている
- しかし、ピーマンの場合、加熱してもあまり壊れない
- なぜなら、ピーマンは酸化を防ぐ効果があるといわれるビタミンPを多く含み、ビタミンCが加熱によって酸化されるのをビタミンPが守ってくれているから
- その上、果肉がしっかりして厚みがあるのでビタミンCが外に流れ出すのを防いでくれている
- ビタミンCは美肌効果があり、コラーゲンの生成に不可欠な栄養素
- メラニン色素を分解する働きがあるため、夏の日焼け対策に有効
- 他に、抗酸化作用や活性酸素の発生や酸化力を抑え、動脈硬化、皮膚や血管の老化を防ぐ効能もある
β-カロテン
- β-カロテンには、強い抗酸化作用があり、活性酸素を除去する働きがある
- そのため、老化の促進を押さえ、生活習慣病を予防する効果が期待できる
- β-カロテンは必要に応じて体内でビタミンAに変換される性質を持っている
- 小腸で吸収されたのち、必要な量に応じてビタミンAに変わる
- ビタミンAには目の健康を守る効能、皮膚や粘膜を正常に保つ働き、発がん防止効果などがある
ビタミンE
- 美のビタミンと呼ばれるビタミンEも豊富に含まれている
- ビタミンEは脂溶性ビタミンのひとつで、抗酸化作用を持っている
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jirosukeの生活と意見
- 明治生まれの祖母は、クロロフィル・ビタミン・ピラジン・β-カロテンなんて言葉は知らなかったでしょう
- ですけど、ピーマンの効果効能がすごいということは熟知していたんですね
天国の祖母への懺悔
- おばあちゃん!ごめんよ!!
- おばあちゃんの言いつけ通り、もっとピーマンを積極的に摂取すべきだったね
- そうしてたら、俺も、もっと賢く健康的になって、大腸がんやしつこい便秘にならずに済んだかもしれんね!
- 罪滅ぼしと言っちゃなんだけど、ノーベル賞ものの、ものすごいレシピを開発したから見て!
jirosukeが開発した、ノーベル賞もののピーマンレシピとは
作り方
- ピーマン 5個(適当に縦切りする)
- シーチキン(ツナ缶) 1缶
- オリーブオイル 大さじ1
- 鶏がらスープの素 小さじ1
- 黒胡椒 少々
- 上記をレンジ可能な容器に入れ、500Wで3分間チンする
- これに、白ごま少々とかつお節を1袋入れてあえる
注釈
- あなたは、こう、おっしゃるでしょうか?
- 「何が、ノーベル賞ものだよ!無限ピーマンの【ごま油】を【オリーブオイル】に代えただけじゃね~か」
- しかし、【何でもオリーブオイル派】のjirosukeにとって、こうなることは歴史的必然だったワケです
- 実際、ごま油とオリーブオイルをかわりばんこに使っていますが、それぞれ美味しいですよ
- 下が、白ごまとかつお節を入れる前の、ノーベル賞もののピーマン料理です
- 料理は、見栄えよりも、栄養と美味しさが重要だということを申し添えておきます

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