jirosukeが、歯科用医療機器会社の営業部長であったことは、あまり知られていない事実です
- 歯科用医療機器の頂点に位置する、歯科用ユニットメーカーです
- 歯科用ユニットとは、あなたが歯医者さんへ行って治療を受ける時に、座って、歯を削られ、うがいをする、あの機械一式のことです
- そこの営業部長として色々な歯科医師から得られた知識の一端を披露します
歯磨き粉は使わなくてもいい
- 使うとしても、一度に多量の歯磨き粉を使う必要はない
- 使用するならフッ素配合のものがイイ
- 歯磨き粉で虫歯や歯周病を治療しようとしてもダメ
- 治療するなら、ウチへ来い!

stevepb / Pixabay
これと似たような意見の記事を見つけたので紹介します
80歳までに半分の歯失う日本人 大半が歯磨き粉について誤解
引用:NEWSポストセブン
URL:https://www.news-postseven.com/archives/20170403_506662.html
この記事を要約すると以下のようになります
日本人は80歳までに28本ある歯のうち半分を失い、入れ歯になる人が多い
- 一方で、同年齢のスウェーデン人は平均20本の歯が残る
- この差の理由は、日本人の歯についての知識が根本から間違っていたからだ
- 中高年は、歯周病か虫歯によって歯を失うが、両方とも口の中にある“バイオフィルム”が原因
- 朝起きて歯を触り、ネバネバした膜が覆っていたら、それがバイオフィルムだ
- その中には歯周病や虫歯などの原因菌が、1g中に約1000億も存在している
歯周病
- 歯周病は、歯と歯茎の隙間にある歯周ポケットに、バイオフィルムが繁殖
- 歯周病原菌が感染して組織を破壊、重症化すると歯が抜ける
- 歯周ポケット内のバイオフィルムは、強力に付着している場合が多く、歯科衛生士が専用器具を使わなければ除去できない
- 薬用ハミガキで一時的に症状が緩和しても、それは歯周病が治ったわけではない
- 歯周病用の「医薬品」もある
- 医薬品だから一定の効果は立証されているが、あくまで症状の緩和であり、根本的な解決はできない
- 歯周病用ハミガキ剤の多くには、フッ素が含まれていない
- 歯周病用でもフッ素配合のものを選ぶか、フッ素配合のハミガキ剤を併用するのがよい
- 厚労省の調査では60代の9割が歯周病
- 軽い腫れや出血など早期段階の「歯肉炎」と、膿が出たり歯がぐらつくなど重症化した「歯周炎」の二つの段階がある
- 歯肉炎の段階で適切な治療を受ければ、完治も容易だ
虫歯
- 中高年に特徴的なのが「大人虫歯」
- 加齢で歯茎が下がり露出した歯の弱い根元部分(象牙質)や、昔に治療した銀歯やブリッジの隙間に、バイオフィルムが張り付いて虫歯を作るパターン
- 大人虫歯の予防にフッ素は不可欠
jirosukeの生活と意見
- 歯医者さんが、あまり歯磨き粉を推奨しないのは「歯周病の治療を歯磨き粉でしようとするんじゃね~よ!俺んとこに来い」ということなんでしょうね
- そして、「歯周病にせよ、大人虫歯にせよ、フッ素配合のものを選びな!」と主張しているようです
- jirosukeとしては、歯周病予防にフッ素入りのシステマを愛用している次第です
[医薬部外品]システマEXハミガキ エクストラハーブ 130g×2個パック
amazon
コメントを残す